テオ・グラーセ
  • 名前:テオ・グラーセ
  • 身長:165cm
  • 国籍:カルアード王国
  • 人種:黒族

「飛獣の森」の主人公。意味も無く知性派。頭の回転は非常に良いが、それを有効活用する能力には全く欠けている。 典型的な多趣味型で何事も「広く深く」追求したがる。趣味は人間観察。基本的には地味なキャラクターなので、集団の中に入ると完全に埋没する。 「飛獣の森」には3年の初めに転入してきた。
※作者のコメント※  栄えある「飛獣の森」の主人公…というよりは「司会者」あるいは「語り部」です。 そもそも「飛獣の森」は黒族サイドのキャラクターの描写を補完する役割で描いた物でして、文章の多い「セミ・ハイブリッド小説」という形態を取ることで、キャラクターの性格を掘り下げることが狙いでした。 その語り部として設定したのが彼ですが、本編自体が完全な「ハイブリッド小説」となり、情報量が多くなった為、「飛獣の森」という作品と共にテオ君の当初の役割は「卒業」になった感もあります。 さて、乏しい根性と、そこそこの努力だけで、トップクラスの実力をつけてしまったテオ君は、実はかなりの天才型なのかもしれません。 また性格の方も徹底的に肩の力が抜けていて、飄々とした彼は、同じ天才型で自然食品系のソルカ君とは意外とかぶるキャラだと思っています(一方は「知性派」、片や「本能派」と対極でもありますが…)。 恐らく、テオ君とソルカはかなり良い友人になれると思います。